私はその日、少し困惑していた。中学生の職業体験が始まったのはいいものの、思った以上にその態度に頭を悩ませることになったからだ。初めての職業体験のはずなのに、3人の中学生はまったくもってやる気が見られず、逆に私たちスタッフの方が気を使ってしまうような状況だった。
初日の朝、3人は遅刻してきた。店に到着したのは予定の時間をかなり過ぎてからだった。
それに加えて、到着した際に見せた顔は全く申し訳なさが感じられなかった。私が言うのもなんだが、こういう場では少なくとも「すみません」と一言くらいは言うべきだと思っていた。
それから始まった仕事の中で、彼らの態度はさらに悪化していった。接客業である私たちの職場で、笑顔を作ることや丁寧な言葉遣いが求められる中、3人は「面倒くせー」とか「だりぃー」と口にし、やる気がまるで見られなかった。特に一番年上の子が目立ち、何をやらせても嫌がり、他の二人もそれに引きずられている様子だった。
我慢の限界が来た私は、店長に相談することにした。店長はそのとき、他の仕事に忙しくしていたが、私が彼らの態度について説明すると、驚くべき返事をした。
「大目に見てあげて。」店長はそう言って、私の言うことにあまり反応を示さなかった。
「でも、このままだと職場に悪影響が出てしまいますよ?」と再度言うと、店長は少し困った顔をしたものの、結局「まだ体験初日だし、少し見守ってみて」と、あまり積極的な対応をしてくれなかった。
正直、私としてはその態度に少しモヤモヤしながらも、最終日まで見守るしかないかと思い、どうにかやり過ごすことにした。
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