結婚してからというもの、夫は義母と結託し、私を「家にいるだけの寄生虫」と呼ぶことを笑い話にしていました。家計の管理、家事、親族行事の段取りまで、私が滞りなく回しているにもかかわらず、夫は外では「俺が養ってやってる」と吹聴し、義母はそれを当然のように受け取っていました。
決定的だったのは、ある日曜の午後です。義母が我が家に上がり込み、私の作った昼食を見て鼻で笑いました。
夫も同じ調子で、私の前に立ち、わざとらしく肩をすくめて言ったのです。
「寄生虫の役立たずは出てけw」
義母はその横で、勝ち誇ったように頷いていました。「離婚されて困るのは嫁のほう」という前提が、二人の中では疑いようのない常識だったのでしょう。
私は、驚くほど落ち着いていました。怒りが消えたのではなく、長い時間をかけて積もった屈辱が、ある一点で“決断”に変わった感覚です。
「分かった。じゃあ今すぐ向かうわね。
3000万の車で、3億のタワマンに」
そう告げた瞬間、夫の顔色が変わりました。
「は? 何言ってんだよ。お前、どこにそんな…」
義母も目を細め、「強がりは見苦しいわよ」と吐き捨てました。けれど私は、反論も説明もしませんでした。
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