家族旅行の途中で、父親が突然姿を消す――。
そんな出来事が、本当に現実で起きた。
2003年の夏。ある家族は、いつもと変わらない楽しい旅行の時間を過ごしていた。父親、母親、そして小学生の娘。三人で車に乗り、目的地へ向かう途中だった。
しかし、高速道路のサービスエリアに立ち寄った瞬間、家族の日常は一変する。
「少しトイレに行ってくる」
それが、父親が家族に残した最後の言葉だった。
数分後、父親は戻ってこなかった。
最初、母親は「少し時間がかかっているだけ」と思っていた。しかし、トイレを探しても、売店を見ても、喫煙所を確認しても、父親の姿はどこにもなかった。
さらに不可解だったのは、車の中に財布もスマートフォンも残されていたことだった。
連絡手段も、お金も持たずに突然消える。
普通なら考えにくい状況だった。
母親は必死に周囲を探し、警察にも届け出た。しかし、サービスエリア内の防犯カメラには、父親が外へ出ていく姿は映っていなかった。
事故の形跡もない。
誰かと争った痕跡もない。
捜査では事件性を示す証拠が見つからず、警察は「本人の意思による失踪」の可能性が高いと判断した。
だが、残された家族には納得できなかった。
父親は、何の前触れもなく家族を捨てるような人ではなかったからだ。
それでも時間だけが過ぎていった。
父親が家計を支えていたため、失踪後の生活は急激に苦しくなった。母親は朝から晩まで働き、娘を育てながら父親の行方を探し続けた。
しかし、目撃情報は一切なかった。
さらに追い打ちをかけたのは、世間の勝手な憶測だった。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=FrnvxT3x7i0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]