私は和美。
結婚3年目の夫・真也と、
祖父が遺してくれた家で暮らしていた。
そろそろ子どものことも考えよう。
そんな話をしていた頃だった。
ある日、夫が突然言った。
「4月から亜美もここに住むから」
亜美は夫の18歳になる妹。
大学へ通うのに便利だから、
うちから通わせるという。
私は何も聞いていなかった。
しかも、この家の名義は私だ。
「私は同居にOKしてないよ」
そう言っても夫は、
「細かいこと言うなよ。夫婦だろ」
と取り合わなかった。
こうして義妹との同居が始まった。
しかし生活はすぐに崩れた。
亜美は大学を休みがち。
夜中まで友達と大声で電話。
家事はほとんどしないのに、
洗濯や食事には文句を言う。
冷蔵庫の料理も、
連絡なしで勝手に食べた。
さらにある日。
帰宅した亜美が着ていたのは、
私のコートだった。
腕には私のバッグ。
「それ、私のだよね?」
「借りただけじゃん」
注意しても悪びれない。
夫に言っても、
「亜美はまだ子どもなんだから」
と妹をかばった。
私はせめて責任を持ってもらおうと、
家賃と生活費として月2万円を求めた。
最初は不満そうだったが、
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