2014年6月7日、土曜日の午後6時ごろ。
広島市佐伯区の県道沿いにある地毛バス停付近で、藤野千尋さんの姿はふっと途切れた。
その日、千尋さんは広島市植物公園での勤務を終え、同僚の女性に車でバス停まで送ってもらっていた。
「また火曜日に」
同僚の何気ない言葉に、千尋さんはいつも通り明るく返事をしたという。
日曜と月曜は休み。
火曜日になれば、また植物公園で会えるはずだった。
しかし、その約束が果たされることはなかった。
千尋さんは当時25歳。
植物が好きで、広島市植物公園では球根ベゴニアの栽培管理を担当していた。
幼いころから自然や生き物に親しみ、大学でも農学を学んだ。
長野県の大学に進み、少林寺拳法部にも所属するなど、活発で努力家な一面もあった。
だが、学生時代の彼女には大きな試練もあった。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=5HccUGqqUo0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]