正月という特別な時間は、本来なら家族が笑顔で集まり、互いを思いやるものだと思っていた。
しかし、私にとって結婚生活最後のお正月は、夫と義母の本性を知る決定的な日になった。
夫婦関係で悩んでいる人は多いと思う。私もその一人だった。
少し長くなるけれど、私が経験した出来事を聞いてほしい。
夫と結婚したのは、私が二十代後半の頃だった。
最初の数年間は、大きな問題もなく、普通に幸せな夫婦だと思っていた。
夫は優しいところもあったし、私も「この人となら長く一緒にいられる」と信じていた。
しかし、結婚して五回目のお正月を迎えた時、夫のある一言で私の考えは大きく変わることになった。
「今年は一実の実家には何も送らなくていいだろ」
夫はそう言った。
一実とは私のことだ。
理由を聞くと、夫は当然のような顔で続けた。
「母さんは一人暮らしで寂しいんだ。だから今年は母さんにだけ高級なものを送ってあげたい」
夫の母親、つまり義母は数年前に夫を亡くしてから一人で大きな一軒家に暮らしていた。
確かに寂しい思いをしているのかもしれない。
だから私は今まで何度も気遣ってきた。
誕生日には贈り物を選び、お正月にも食べ物を送った。
でも、問題はそこではなかった。
夫は私の実家には何も送らず、自分の実家だけを大切にしようとしていたのだ。
私は反論した。
「うちの親にも同じようにしたいんだけど」
すると夫は鼻で笑った。
「でも、一実の家に高級肉なんて勿体ないだろ」
その瞬間、胸の奥で何かが切れた。
結局、夫は一月一日に届くように高級和牛のセットを義実家へ送った。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=BJzy9ro0OrI,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]