最愛の夫を見送った直後、私は深い喪失感の中にいた。
それでも、四歳の息子・悠斗の手を握りしめ、どうにか前を向こうとしていたのだ。
だが、私を待っていたのは悲しみだけではなかった。
夫の葬儀が終わったその帰り、義母が当然のように家へ入り込み、私の荷物を勝手に処分していたのである。
「あなたの荷物なんて全部捨てたわ。邪魔だったのよ」
耳を疑う言葉に、私は一瞬、何を言われたのか理解できなかった。
だが義母は、まるで自分が正しいとでも言うように、冷たく笑って続けた。
「息子の物は私の物。ここはもう私の家よ。赤の他人は、さっさと出ていきなさい」
その瞬間、胸の奥で何かが切れた。
けれど私は、夫を亡くしたばかりで感情をぶつける気力すら残っていなかった。
だから、震える声を必死に抑え、静かに答えたのだ。
「……はい、わかりました」
このときはまだ、あの義母が翌月、あれほどまでに発狂して私に連絡してくることになるとは思っていなかった。
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私の名前は遠野瑞希、三十五歳。
現在は四歳の息子・悠斗を育てながら暮らしている。
もともと私はインテリアコーディネーターとして働いており、個人宅からオフィスまで幅広く手がけていた。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=lqbQyVeoUjY,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]