普段は自宅で仕事をしている在宅ワーカーだが、月に一度ほど海外や地方へ取材に出かける生活を送っている。仕事は旅行情報誌のライター。パソコンに向かって記事を書く時間が多いため、外から見ると「家で遊んでいるだけ」に見えるらしい。
その誤解を一番強く持っていた人物が、義母だった。
私が義弘と結婚して三年。夫婦二人で暮らしていたのは、駅から近い高級タワーマンションだった。
その部屋は私が購入したものだった。
ローンの支払いも、管理費も、生活に必要な費用も、すべて私が負担していた。
それなのに――。
海外出張から帰宅した私を待っていたのは、信じられない言葉だった。
「あなた、ここから出て行きなさい」
玄関の前で、義母は冷たい目を向けていた。
私は疲れた体を引きずりながら、何が起きているのか理解できなかった。
「どうして私が出て行くんですか?」
すると義母は勝ち誇ったように笑った。
「この部屋の名義は私に変えたのよ」
一瞬、言葉が出なかった。
「……え?」
「だから、もうここは私の家。あなたが住む場所じゃないの」
あまりにも堂々と言う義母。
しかし、私はすぐに反論しなかった。
なぜなら、義母が昔から私を嫌っていたことを知っていたからだ。
結婚の挨拶に行った時も、義母は初対面から敵意を隠さなかった。
「あなたとは同居しないから」
突然そう言われた私は驚いた。
「私も同居したいとは思っていません」
そう答えると、義母は不満そうな顔をした。
まるで私が反抗したかのような態度だった。
義母の考えは古かった。
妻は夫の家に従うもの。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=TWXmK5aalY4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]