離婚届に判を押した直後、臨月の妻に秘書室長が90度の礼…。その瞬間、夫は彼女の正体を知り崩れ落ちた
「さっさと判を押しなさい」
冷え切ったリビングに、義母の鋭い声が響き渡った。
臨月を迎えた私は、大きなお腹を抱えながら椅子に腰掛けていた。目の前のテーブルには離婚届が置かれている。夫の健一はスマートフォンを眺めたまま、一度も私を見ようとしなかった。
「お前みたいな町工場の娘が、最初からうちの息子に釣り合うはずなかったのよ」
義母は勝ち誇ったように笑う。
私は静かに印鑑を手に取り、離婚届へ判を押した。
その瞬間、健一は大きく伸びをした。
「やっと終わったか。まったく面倒だったな」
その声には、私を捨てられる安堵感が滲んでいた。
半年前から続いていた不倫。相手は会社の後輩である伊藤美穂だった。
私がつわりで苦しみながら家事を続けていた頃、健一は「接待だ」「出張だ」と嘘をつき、美穂と会い続けていた。
さらに許せなかったのは、二人が私たち夫婦の共有口座から引き出した子どものための貯金を使い込んでいたことだった。
三百万円あった貯金は、わずか五万円にまで減っていた。
問い詰めた私に対し、健一は逆上した。
「俺が稼いだ金だろう!」
義母も味方をした。
「優秀な男には、それに相応しい女が必要なのよ。あんたなんかより美穂さんの方がずっと立派だわ」
その時、私は悟った。
この人たちは私を家族だと思ったことなど一度もない。
ただ利用できる家政婦として扱い、用済みになったら捨てるつもりなのだ。
だから私は決断した。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=bqk8mqkKVRI,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]