深夜零時二十五分。
千葉県富津市の国道465号線で、一台の軽自動車が暗闇の中を走っていた。
運転席にいたのは、18歳の女子高校生だった。免許を取得してからまだ間もない彼女の隣や後部座席には、同じ10代の友人たちが乗っていた。
車内には、きっと普段と変わらない会話があったはずだった。
音楽を流し、笑い合い、夜の道路を走る時間を楽しんでいたのかもしれない。
しかし、その数分後。
その軽自動車は緩やかな左カーブを曲がりきれず、道路脇の信号柱とガードレールへ激突した。
車は大きく横転。
衝撃によって同乗していた3人は車外へ投げ出された。
17歳の女子高校生。
17歳の男子高校生。
そして18歳の建設作業員の男性。
3人の未来は、その瞬間に失われた。
生き残ったのは、ハンドルを握っていた少女ただ一人だった。
## 制限速度50kmの道を、94kmで走った夜
事故が起きたのは、2022年11月29日の午前0時25分ごろ。
現場となった国道465号線は、房総半島を横断する道路で、日中は地域の生活道路として利用されている。
しかし、日付が変わる時間帯になると交通量は大きく減る。
車も少なく、周囲も暗い。
そんな環境が、若い運転者に誤った安心感を与えることがある。
事故現場は片側一車線の緩やかな左カーブだった。
決して特殊な危険道路ではない。
だが、その場所には明確な限界があった。
警察の調べでは、そのカーブは時速75kmを超えると車が横転する危険性が高まる地点だった。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=sHSNgEmsgZM&t=2s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]