夏休み中の出来事だった。
その日は私たち夫婦とも仕事。
小学生の子どもは自宅で留守番をしていて、祖母も家にはいたものの、当時は寝ていた。
帰宅すると、見慣れない清掃用品のサンプルが置かれていた。
その横には1枚の用紙。
上には、
「無料サンプルカード」
と書かれている。
最初は、
「祖母が受け取ったのかな」
と思った。
ところが用紙を見て違和感を覚えた。
お客様名の欄に書かれていたのは、子どもの名前だった。
「これどうしたの?」
子どもに聞くと、
「今日、ダスキンの人が来た」
と言う。
「ばあちゃんが出たの?」
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