子供の小学校入学を控え、期待と不安が入り混じる中で開催された保護者会。そこで学校側から告げられたのは、想像を絶する提案だった。
「障害のあるお子さんが、普通学級での就学を強く希望されています。つきましては、毎日交代で二人の保護者、あるいは子供たちでお世話係を務め、トイレの介助やノート取りなどをサポートしていただきたいのです。
皆さんの同意をお願いします」
耳を疑った。まだ学校生活にも慣れていない、右も左も分からない小学一年生に、他人の介助を強いるというのか。ノートを取るという補助程度ならともかく、排泄の介助までが持ち回りに含まれている。給食の介助は看護師が担当するという話だったが、トイレの介助は子供たち、あるいは保護者が負うべき義務なのだろうか。
私は強い不安を感じた。もし、万が一のことがあったら誰が責任を取るのか。何より、幼い子供たちに過度な負担と重い責任を課すことが、本当に彼らの教育に必要なことなのか。会場全体が重苦しい空気に包まれる中、一人の母親がゆっくりと立ち上がった。
彼女は毅然とした口調で、学校側へこう問いかけた。
「そのお子さんに普通学級で学ぶ権利があるというお考えは分かります。ですが、私には自分の子供が安心して充実した学校生活を送る権利も守る義務があります。トイレの介助が女子生徒だけの持ち回りなら、六日に一度は順番が回ってくることになりますよね。そんな重い責任を一年生に課すことは、子供に『学校に行きたくない』と思わせる要因になりませんか? 私は、その条件でのお世話にはお断りいたします」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=x3RbKwvWLaQ,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]