「母さんは1人で生きてくれ」
息子のその言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが崩れ落ちました。
40年間、家族のために働き、息子を育て、人生の全てを捧げてきた私。
それなのに、最後に言われたのは「一人で生きろ」という冷たい言葉でした。
その日から、私の人生は大きく変わりました。
そして10年後。
私を捨てた息子夫婦が、涙ながらに助けを求めてくることになるとは、あの時の私は知る由もありませんでした。
私は山田和子、現在78歳です。
10年前、私は夫を亡くしたばかりでした。
夫の隆志は小さな工場を経営し、真面目一筋で働いてきた人でした。
贅沢とは無縁の生活でしたが、夫婦二人で支え合いながら、穏やかな日々を過ごしていました。
しかし、夫が病気で亡くなった後、私は一人になりました。
そんな時、息子の健一が言ったのです。
「母さん、一人暮らしは危ないよ」
「俺たちの家に来ればいい」
その言葉を聞いた時、私は涙が出るほど嬉しかった。
息子が私を心配してくれている。
そう信じていました。
息子夫婦の家に引っ越してから、私は家族のためにできることを何でもしました。
朝早く起きて朝食を作る。
掃除や洗濯をする。
孫の面倒を見る。
さらに、息子夫婦の生活が苦しいと聞けば、お金の援助もしました。
「母さん、本当に助かるよ」
最初、健一はそう言ってくれました。
しかし、時間が経つにつれて、少しずつ変わっていきました。
「母さん、今月もお願い」
「孫の塾代が足りない」
「車の修理費が必要なんだ」
気がつけば、私は毎月10万円以上を渡していました。
年金も貯金も、家族のためなら惜しくないと思っていました。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=1PjtO6iOJ10,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]