信頼というものは、積み重ねるには何年もかかるが、壊れるのは一瞬だ。そして一度失った信頼を再び手に入れることが、どれほど困難であるか。私は身をもってその教訓を学ぶことになった。
入院中の母の世話を妻に任せていたある日のこと、妻が不満げにこう切り出した。「義姉が病院で文句ばかり言ってくるの」。私はその言葉を鵜呑みにし、義姉を「嫁いびりをする酷い人」だと決めつけていた。
妻曰く、病室でスマホを触っていただけで注意されただの、少し笑っただけで追い出されただのと、義姉の理不尽さを訴えてきたからだ。
当時、私は仕事で多忙を極めていた。妻の言葉を精査する余裕などなく、妻の言い分を信じ切っていた私は、義姉に「もう少し穏便にやってくれないか」と釘を刺そうと電話を入れた。だが、そこで耳にした事実は、私の想像を絶するものだった。
義姉の声は冷ややかで、そして深く疲弊していた。「今までずっと我慢してきたけれど、もう限界よ」。義姉が語った真実によると、母の入院に必要な洗濯、乾燥、買い出しなどの身の回りの世話は、すべて義姉が一人でこなしていたのだ。では、妻は何をしていたのか。
妻は病院に来てはいるものの、母と会話をするどころか、始終スマホで友人と長電話をし、看護師に話しかけられれば「ゲームを邪魔された」と暴言を吐き、同室の患者にも迷惑をかけるほど大声で笑い騒いでいたという。事実、妻のあまりの騒々しさに、同室の患者が次々と部屋を変わらざるを得ない事態にまで発展していたのだ。
その夜、私は妻と彼女の両親を呼び出し、問い質した。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Nzn6fS6YV8w,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]