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旦那の真実...
2026/08/05

まずは、夫が私を看病してくれた日のことから説明したい。

その日、私は朝から体が重く、熱を測ると少し高かった。

「大丈夫?」

夫は心配そうに私の顔をのぞき込み、何度も額に手を当てた。

私は「少し寝れば治ると思う」と答え、リビングのソファで横になっていた。しかし、薬が効いてきたのか、いつの間にか眠ってしまったらしい。

しばらくして目を開けると、私は夫の腕の中にいた。

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「起きちゃったか。もうベッドに着いたから、ゆっくり寝てね」

夫はそう言って、私をそっと布団の上へ下ろした。

額を撫でながら、

「よしよし。明日には良くなってるよ」

と穏やかに声をかけてくれる。

ここまでなら、誰が見ても優しい夫である。

しかし、実際は少し違う。

私と2人きりになった夫は、急に表情を緩ませた。

「よ〜しよしよし。ベッドに着きましたよ〜。おねんねしましょうね〜」

さっきまで普通に話していた人とは思えないほど、甘い声だった。

さらに私の頭を撫でながら、

「風邪ひいてるりずちゃんも、可愛いでちゅね〜。ずっと看病してあげまちゅよ〜」

と赤ちゃん言葉で話し始めた。

私は熱とは別の理由で顔が赤くなった。

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夫は看病してくれている。

とても優しい。

それなのに、恥ずかしすぎて素直に喜べない。

私は返事をせず、布団の中で目を閉じるしかなかった。

夫の“真実”が現れるのは、看病中だけではない。

毎晩、寝る前になると、夫は私の隣に入り、必ず話しかけてくる。

「今日も1日お疲れさま」

「いつも家のことをしてくれてありがとう」

「今日も可愛くてありがとう」

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