スマホを見ながら、何気なくauのアンケートに答えていた。
新しいサービスについての質問。
利用状況の確認。
家族構成やインターネット環境についての項目。
いつものように、表示された選択肢にチェックを入れていた。
「車場が入りやすいから」
「店舗が大きいから」
「前回の対応が良かったから」
「メールが届いたから」
「ホームページをみて」
どれも普通のアンケートだった。
ところが、ある項目まで進んだ時だった。
私は思わず手を止めた。
「……ん?」
画面の中に、妙に親しみのある表現があった。
普通なら企業アンケートでは、
「ある」
「ない」
「わからない」
のような少し固い言葉が並ぶ。
でも、その一部の表現が、なぜか関西弁のような雰囲気を感じさせた。
「え?公式のアンケートだよね?」
一瞬、入力ミスかと思った。
最近の企業サイトは丁寧な日本語が多い。
「ご利用いただいておりますか」
「ご確認ください」
そんな言葉ばかり見慣れていた。
だからこそ、突然現れた自然な言葉に違和感を覚えた。
まるで関西のおばちゃんが、
「これある?」
「持ってる?」
と聞いているような距離感だった。
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