買い物から帰宅した後、私はレシートを見て首をかしげた。
「……え?」
合計金額は1,198円。
支払いも間違っていない。
でも、問題はそこじゃなかった。
レシートの商品欄を見た瞬間、私は固まった。
そこに書かれていたのは、
「山口美和子」
180円
「堂本敏一」
400円
「堂本敏一」
250円
「栗林智美」
150円
「増田憲子」
130円
……。
「え?誰?」
思わず声が出た。
私は知らない人の名前を5人も買って帰ったのか?
もちろんそんなわけはない。
でも、レシートにははっきりそう書かれている。
場所は北海道夕張郡長沼町のAコープ。
2026年9月10日。
朝10時32分。
店番号やレジ番号まで記録されている。
証拠はこの1枚のレシート。
なのに、商品名だけが全く分からない。
私は冷蔵庫を開けた。
袋の中を見る。
買った覚えのある野菜や食品。
でも、どれが「山口美和子」なのか分からない。
「これ……何を買ったんだろう?」
家族にも見せた。
すると、
「人の名前が商品名になってるの?」
と大笑いされた。
でも私は笑えなかった。
だって、普通の買い物なら商品名が出るはず。
なぜ知らない名前が表示されるのか。
もしかしてレジの登録ミス?
それとも、お店独自の商品管理?
気になって調べてみることにした。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください