私は資源ごみの袋へ入れた8個を見た。
次に、届いたばかりのプリン6個を見た。
「どうして今、このタイミングで6個も注文したの?」
「先週、また食べたいって言ってたから」
「1個か2個でよかったのに」
「6個セットしかなかった」
夫に悪気はなかった。
むしろ私を喜ばせようとして注文してくれたものだ。
問題は、食べ終わった後の容器まで頭に入れていなかったことだった。
「じゃあ、古い12個は全部捨てる?」
「それは無理」
「どうして?」
「新しい容器と古い容器で、ガラスの色が少し違うかもしれない」
「今、残す理由を作ったよね?」
自分でも分かっていた。
私は「使えるから」ではなく、「立派だから捨てるのが惜しい」という気持ちだけで残していた。
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