食品担当の男性は、紙に4つの工程を書いた。
「日本で水揚げされたさば」
「中国の工場へ輸送」
「現地で商品化に必要な加工と冷凍」
「完成した加工食品として日本へ輸入」
「つまり、魚そのものは国産。でも、加工食品として作られた国は中国、ということです」
私はラベルを指でなぞりながら聞いた。
「では、“原料原産地:国産”は、さばが日本のものだという表示?」
「そのとおりです。そして“原産国名:中国”は、輸入された加工食品がどこの国で作られたかを示しています」
「国産さばと書いてあるから、全部日本で作られた商品だと思いました」
「そう受け取る方はいると思います。ただ、この2つは表示する対象が違うんです」
さらに、埼玉県の会社が「加工者」と記載されている理由も確認してもらった。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください