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自宅の防犯カメラに映った非常識すぎる男…数軒を回った後に白い車へ戻る姿まで記録され、近所の証言を集めたら意外な事実が判明した
2026/09/09

玄関前の防犯カメラを確認した瞬間、私は思わず息をのんだ。

そこには、黒い服を着た見知らぬ男性が映っていた。インターホンを鳴らすわけでもなく、玄関先に立ち、家の中をうかがうように顔を近づけている。片手には白い箱のようなもの。配達員なのか、近所の人なのか、それともまったく別の目的なのか、すぐには分からなかった。

場所は群馬県伊勢崎市の住宅街。

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普段は静かな場所だからこそ、その映像は余計に気味が悪かった。

夫に見せると、顔色が変わった。

「これ、知り合いじゃないよな?」

「知らない。荷物の予定もない」

怒りで今すぐ近所に言いふらしたくなった。でも私は、そこで一度手を止めた。感情だけで動けば、こちらが不利になる。まずは証拠を残すべきだと思った。

私は防犯カメラの映像を保存し、日時をメモした。玄関周りを確認すると、ポストには不在票もチラシもない。門扉に傷はなかったが、ドアノブ付近にうっすら手の跡のようなものが残っていた。

翌日、近所の人に静かに聞いて回った。

「昨日の午後、このあたりで黒い服の男性を見ませんでしたか?」

すると向かいの奥さんが言った。

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「うちにも来たわよ。何かの営業かと思ったけど、名乗らずに帰ったの」

さらに別の家でも同じような話が出た。どうやら我が家だけではなかった。

私はすぐに警察相談専用窓口へ連絡し、防犯カメラの映像があることを伝えた。対応した警察官は、「個人で直接追及せず、映像と日時を保管してください」と落ち着いて説明してくれた。

その日の夕方、夫が近隣の防犯カメラを確認してくれた家から連絡を受けた。

「同じ時間帯に、白い車が停まっていました」

映像には、男性が数軒を回った後、その車に戻る姿が残っていた。車の一部と時間帯が分かったことで、話は一気に進んだ。

数日後、警察から連絡があった。

男性は、正式な許可を得ずに個別訪問をしていた営業関係者だったという。本人は「案内のつもりだった」と説明したらしいが、名乗らず、玄関先をのぞくような行動をしていたことについて、厳重に注意されたとのことだった。

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後日、その会社の責任者から謝罪の電話が入った。

「不安にさせる行動を取り、大変申し訳ありませんでした。今後、この地域への訪問方法を見直します」

私は静かに答えた。

「営業かどうかより、名乗らず家の中をうかがうような行動が問題です。次に同じことがあれば、すぐに通報します」

それ以降、その男性が近所に現れることはなかった。

最初は怒りで頭がいっぱいだった。でも、感情任せに晒すより、映像、時間、近隣証言をそろえた方がずっと強かった。

防犯カメラは、ただの記録ではない。

家族を守るための、静かな証拠だった。

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