結婚して15年。
私・香織は、毎年のお正月もお盆も夫・徹の実家で過ごしてきました。
共働きで、小学5年生になる男女の双子もいます。
夫の実家へ行けば、義母の食事の準備を手伝い、掃除をし、親戚の子どもたちまで見る。
その間、夫はお酒を飲んでテレビを見ていることがほとんどでした。
それでも私は、
「嫁なんだから」
と自分に言い聞かせてきました。
でも、ある友人の言葉が私を変えました。
母親を亡くした友人が、
「もっと会いに行けばよかった」
「自分の親はこの世に1人しかいなかったのに」
と涙ながらに話したのです。
私の両親も、もう若くありません。
結婚してから数えるほどしか帰省していない。
このままで本当に後悔しないだろうか。
そう思い、夫に言いました。
「今年から年末年始とお盆は、それぞれ自分の実家で過ごしたい」
ところが夫は即答しました。
「ダメに決まってる」
「お前は嫁いできたんだから、俺の実家に帰るのが普通だろ」
「母さんの手伝いはどうするんだ」
その言葉を聞いて、小学生の娘まで、
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