私の名前は歩み。結婚して五年目になる夫・直弘と、息子の勇気と三人で暮らしていた。
直弘との出会いは、今思えば偶然のような必然だった。
職場の同僚に半ば強引に誘われて参加した合コン。正直、私はまったく乗り気ではなく、端の席で静かにお酒を飲んでいるだけだった。
「合コンって疲れるよね。俺も今日、無理やり誘われたんだ」
そう声をかけてきたのが直弘だった。
彼も私と同じように端の席に座り、周囲に合わせるでもなく、ただ時間を過ごしていた。
同じ気持ちだった私たちは、自然と会話が弾んだ。
好きな映画、漫画、ゲーム。驚くほど趣味が合い、初対面とは思えないほど話が盛り上がった。
その日をきっかけに、私たちは何度も会うようになり、やがて交際へ発展した。
付き合って二年目、直弘が暮らしていたマンションでプロポーズされた私は、迷うことなく結婚を決めた。
半年後には待望の子供にも恵まれた。
私はもともと仕事が好きだったので、産休と育休を取った後は職場へ戻るつもりだった。
しかし直弘はこう言った。
「この機会だし、家庭に入ってほしい」
私は少し迷ったものの、家事も嫌いではなかったし、何よりお腹の中で成長していく我が子を毎日感じられる生活は幸せだった。
そして勇気が生まれてからは、成長を間近で見守れる喜びに満たされていた。
そんな中、私たちは直弘の実家へ行く機会が増えていった。
直弘の両親は勇気をとても可愛がっていた。
しかし、私への態度は違った。
「直弘と勇気だけ来てくれればよかったのに」
「歩みさんは別に来なくてもいいのよ」
義母はいつも笑顔で、しかし冷たい言葉を投げかけてきた。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=pUZfmSX8L30,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]