「仕方がなかった」という一言で、すべてを済ませようとする人がいる。しかし、その言葉の裏側で、誰かが傷つき、苦しみ、人生を背負わされていることを忘れてはいけない。
今回の「テレフォン人生相談」に寄せられた相談は、75歳の女性からのものだった。夫を7年前に亡くし、現在は一人暮らし。彼女には二人の子どもがいる。48歳の娘は家庭を持ち、子どもにも恵まれている。
一方、51歳の長男は独身で、海外出張も多い仕事人生を送ってきた。
しかし、その長男が大きな問題を抱えていた。
長年勤めていた会社とは別に、自ら事業を始めた長男。最初の数年間は順調に進んでいたものの、3年前から業績が急激に悪化した。資金繰りは限界を迎え、ついには会社の破産手続きへと進むことになった。
母親が一番心配していたのは、息子の借金そのものではなかった。
「もし借金を取り立てる人が家に来たら、どう対応すればいいのでしょうか」
75歳の一人暮らしの女性にとって、それは大きな恐怖だった。
長男はすでに弁護士に相談し、個人と法人の破産手続きを進めていた。弁護士からは「お母様や妹さんが連帯保証人になっていない限り、法的な支払い義務はありません」と説明されていた。
しかし、母親の不安は消えなかった。
「家族なんだから払え」
「親なら責任を取れ」
そんな言葉で迫られたら、どうすればいいのか。
番組では弁護士の塩野原たかゆき先生が、この問題について冷静に説明した。
「連帯保証をしていない以上、お母様や娘さんに返済義務はありません。債権者が訪ねてきても、支払う必要はないとはっきり伝えてください」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=XCvyphECMnQ,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]