外構業者さんは玄関の前とお隣の窓を何度か行き来し、立つ位置や視線の高さを確認しました。
「気になっているのは敷地全体ではなく、ドアを開けた瞬間に視線が抜けるこの角度ですよね。ここだけ遮れば、幅の広いフェンスは要りません」
提案されたのは、自宅の玄関ポーチ内に細い柱を立て、幅80センチほどの縦格子パネルを1枚だけ設置する方法でした。板で完全に塞ぐのではなく、斜めからの視線だけを遮るルーバータイプ。風と光は通しつつ、お隣のリビングとは目が合いにくくなるそうです。
最初は、背の高い鉢植えや置くだけのスクリーンも考えました。しかし鉢は水やりや落ち葉が増え、強風時の転倒も心配です。脚付きのスクリーンは狭い通路をさらに狭くします。突っ張り式の屋外シェードは工事が少なくて済むものの、風が強い日は収納が必要とのこと。毎日出し入れするより、必要な場所だけ固定式にするほうが私たちの暮らしには合っていました。
私はてっきり、境界に沿って大きな目隠しフェンスを立てるしかないと思っていました。でも、それでは5センチほどの排水用の溝を塞ぐ可能性があり、圧迫感も出ます。既存のフェンスやブロックは勝手に加工せず、まず境界を確認すること。玄関タイルへの固定も、下地や配管の位置を施工会社に確認してから決めることになりました。
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