結婚してから、私たち夫婦には一つの「暗黙のルール」があった。
それは、2か月に一度、数日間ほど夫の実家へ帰省すること。
夫の両親は地方に住んでいて、特に義父は孫に会えることを楽しみにしていた。夫も「親孝行になるから」と言っていたし、私も最初の頃は何も不満はなかった。
むしろ、結婚したばかりの頃は「良いお嫁さんと思われたい」と思っていた。
帰省すると、料理を手伝い、掃除をし、義両親の話にも笑顔で耳を傾けた。
しかし、時間が経つにつれて、私は少しずつ違和感を覚えるようになっていった。
原因は、姑だった。
姑は表面上は優しい人だった。
「いつもありがとうね」
「遠いところ来てくれて助かるわ」
そんな言葉を口にすることもある。
でも、その直後には必ずと言っていいほど、チクチクと心に刺さる言葉を付け加えてくるのだった。
ある帰省の日のこと。
私は朝から台所で姑の手伝いをしていた。
夫と子どもは久しぶりに会った祖父母と楽しそうに遊んでいる。
私は少しでも姑の負担を減らそうと思い、食事の準備や洗い物を積極的にしていた。
すると姑が突然、ため息をつきながら言った。
「最近のお嫁さんって、本当に楽でいいわね」
私は手を止めた。
「え?」
すると姑は笑いながら続けた。
「昔のお嫁さんはね、もっと家族に尽くしたものよ。今は仕事だの育児だのって理由をつけて、自分の時間ばかり大切にする人が多いから」
一瞬、何を言われているのか分からなかった。
私は仕事をしながら家事も育児もしている。
夫にも協力してもらっているが、決して楽をしているわけではない。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=xqn8Qi6CRcM,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]