朝から体調が優れなかった私は、それでも仕事を休むことができず、熱を押して一日中働いていた。帰宅する頃には体は震え、頭は割れるように痛い。それでも「家に帰れば温かい夕飯を食べて薬を飲み、すぐ眠ろう」と、その一心で重い足を前へ進めていた。
数日前から体調を崩すかもしれないと思い、前もって夕飯を作り置きして冷蔵庫へ入れておいた。
夫にも「今日は温めるだけだからお願いね」と伝えてあったため、私は何の心配もしていなかった。
しかし、玄関を開けた瞬間、その期待は一気に崩れ去る。
冷蔵庫を開けても、鍋の中を見ても、作り置きしていたはずの料理が一つ残らず消えていた。
「え……?」
一瞬、自分の記憶違いかと思った。しかし何度探しても見当たらない。
そこへ、義妹が何食わぬ顔でリビングから現れた。
「おかえりー。お腹空いてたから全部食べちゃった。」
悪びれる様子は一切ない。その一言だけだった。
私は耳を疑った。
「全部……食べたの?」
「うん。おいしかったよ。」
感謝も謝罪もない。まるで当然の権利であるかのような態度だった。
熱でふらつく体を必死に支えながら、私は夫に事情を説明した。
「夕飯が全部なくなってる。義妹さんが食べちゃったみたい。何か買いに行かないと薬も飲めない……。」
私は責めたかったわけではない。ただ、体調が悪い今、自分で外へ出るのは本当に辛かった。
せめて夫が「大丈夫?何か買ってくるよ」と言ってくれるだけで十分だった。
ところが返ってきた言葉は、想像をはるかに超えていた。
「なんだ、そんなことか(笑)」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=_gQdaQQezXY,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]