年金月八万円の私に、長男夫婦が突きつけた絶縁宣言。その後、彼らが知ることになった本当の家族の意味
「お母さん、年金が月八万円しかないなら、これから先、私たちを頼らないでください」
退院祝いの席で、長男の妻・玲子は冷たい声でそう言いました。
隣に座っていた長男の工事も、私の顔を見ることなく小さくうなずきました。
「母さん、俺たちにも俺たちの生活があるんだ」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥が少しだけ痛みました。
けれど私は、慌てて引き止めることもしませんでした。
静かに湯飲みを置き、二人の顔を見て尋ねました。
「つまり、今日から絶縁ということなのね?」
「その方がお互い楽でしょう。介護や援助を期待されても困りますから」
玲子は迷いなく答えました。
私は最後にもう一度だけ確認しました。
「本当に、それでいいのね?」
「もちろんです」
玲子は笑いました。
しかし、その笑顔が消える日が、こんなにも早く訪れるとは、この時の二人は想像もしていなかったでしょう。
私は幸子、六十五歳です。
三か月前まで、地元の食品会社で経理の仕事をしていました。
夫は二年前に亡くなり、現在は一人暮らし。
息子は二人います。
長男の工事は四十二歳。
妻の玲子と高校生の娘と一緒に、駅前の高級マンションで暮らしていました。
次男の勇太は三十七歳。
妻の笑美と、小学生の二人の息子を育てています。
同じ親から生まれた二人ですが、性格は昔から正反対でした。
工事は要領がよく、困ったことがあるとすぐ父親を頼る子でした。
一方、勇太は不器用でも、自分のことは自分で解決しようとする子でした。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Bt1kX28K9-s&t=21s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]