明石トラバス食品で営業を担当している僕は、コンビニやドラッグストアのバイヤーへ新商品の提案を行う、ごく普通の会社員だった。
仕事では地道な努力を続け、その成果がようやく認められた。念願だった海外事業部への異動が決まり、僕は人生の大きな転機を迎えていた。
しかし、そんな喜びの裏側で、長い間頭を悩ませている問題があった。
それは、自宅の駐車場を勝手に利用するキッチンカーの存在だった。
「人の駐車場で商売するのはやめてください。何度もお願いしていますよね」
僕は何度も注意してきた。
しかし、相手はいつも同じ返事だった。
「すみません。この列が終わったらすぐに片付けますから」
確かに、そのキッチンカーは毎日決まった時間にやって来て、僕の駐車場の入り口付近で営業していた。
近くには学生や会社員が多く通り、人通りが多い場所だったため、彼にとっては絶好の商売場所だったのだろう。
だが、そこは僕の土地だ。
「帰宅する時間には撤去しているんだから問題ないでしょう」
相手はそう言った。
しかし、問題はそこではない。
許可なく人の敷地を利用し、利益を得ていること自体が問題なのだ。
僕は何度も説明したが、彼は自分の利益しか考えていなかった。
そんな状況の中、僕は海外出張へ一年間行くことになった。
その準備を進めている時、ある方法を思いついた。
「このままでは、帰国後も同じことを繰り返される」
そこで僕は、駐車場の入り口部分に自動販売機を設置することにした。
もちろん、単なる嫌がらせではない。
土地所有者として、自分の敷地を守るための正当な対策だった。
自動販売機の設置業者とも正式に契約を結び、工事の日程も決定した。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Cqfu6cIX1yg,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]