私の名前は美里。病院で看護師として働いている。
夫の康介とは結婚してもうすぐ五年目になる。私は昔から看護師という仕事に誇りを持っていて、結婚後もフルタイムで働き続けてきた。
一方、康介は以前勤めていた会社で昇進目前だったにもかかわらず、上司とのトラブルが原因で突然退職することになった。その後、しばらく無職の期間を経て、隣町のスーパーでパート勤務を始め、半年前にようやく社員になった。
社員になったとはいえ、給料は決して高くない。住宅ローンも残っている私たちの生活は、決して余裕があるものではなかった。
特に大変だったのは、康介が仕事を失っていた数か月間だ。
その間、家計を支えていたのは私一人だった。
けれど康介は、自分が会社を辞めることになった原因を反省している様子もなく、以前と変わらない生活を続けていた。
毎日の晩酌もやめない。節約しようという気持ちもない。
「少し生活を見直したほうがいいんじゃない?」
何度そう伝えても、康介は軽く笑うだけだった。
「美里はちゃんと稼いでるだろ? 貯金だって少しはあるんだから問題ないよ」
確かに、結婚当初は貯金があった。
でも、それはもう昔の話だった。
結婚一年後、私たちは念願だったマイホームを建てた。その頭金として、それまで二人で頑張って貯めたお金のほとんどを使ったのだ。
住宅ローンはまだ二十五年以上残っている。
そんな状況で康介が仕事を失ったため、私は将来への不安を抱えていた。
それでも最近は、康介も社員になり、毎月一定の収入が入るようになったことで、少しずつ落ち着いた生活を取り戻していた。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=zZOYoWqi4gc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]