「家賃程度で世話になった覚えはない!」
妹まで笑いながら言った。
「お姉ちゃんの仕送りなんて小銭程度じゃん。止められるものなら止めてみなよ」
その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが音を立てて切れた。
「……分かった。では、喜んで」
私は18年間続けてきた仕送りを、その日を境に完全に止めた。
そして数か月後――。
今度は彼らの方から、震える声で助けを求める電話がかかってくることになる。
私の名前は、さつき。37歳。
私は高校を卒業してから18年間、休むことなく働き続けてきた。
決して華やかな人生ではなかったが、真面目に仕事をし、資格を取り、小さな会社で正社員として働いていた。
けれど、私にはずっと心に残る傷があった。
それは、家族から愛されなかったこと。
私には年の離れた妹、ユナがいる。
ユナは幼い頃から両親にとって特別な存在だった。
大きな瞳、可愛らしい笑顔、人懐っこい性格。
確かに妹は誰から見ても魅力的な子だった。
でも、だからといって私は親の愛情を諦められるわけではなかった。
「お母さん、今度学校で授業参観があるんだけど……」
幼い頃、私は母に学校の話をしたくて何度も声をかけた。
しかし母は、いつも妹ばかり見ていた。
「今、ユナのお世話で忙しいの」
「でも先生がお父さんとお母さんに伝えてって……」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=ERbWaDoG40Q,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]