救急センターに、交通事故に遭った男性が運び込まれてきた。
幸いにも命に別状はなく、医師や看護師たちはすぐに必要な処置を始めた。しかし、その男性の姿を見た看護師たちは、思わず目を奪われてしまった。
顔を除けば、首から腕、胸、背中、脚に至るまで、体のほとんどすべてに入れ墨が入っていたのである。
「すごい……ここまで全身に入っている人、初めて見ました」
ある看護師が小さな声でつぶやいた。
すると、隣にいた別の看護師が男性を眺めながら、ふと妙なことを考えた。
「これだけ入っているなら……もしかして、あそこにも入っているんじゃない?」
その一言を聞いた瞬間、周囲の看護師たちの空気が変わった。
「まさか……」
「でも、全身に入っているなら可能性はあるわよね」
「誰か確認してきてよ」
興味を抑えきれない看護師たちは、次々と顔を見合わせた。しかし、さすがに誰も自分から行こうとはしない。
結局、全員の視線が看護師長に集まった。
「……私が確認すればいいのね?」
看護師長は少し呆れたようにため息をつきながら、男性のもとへ向かった。
しばらくすると、看護師長が戻ってきた。
待ち構えていた看護師たちは、一斉に駆け寄った。
「どうでした?」
「やっぱり入っていました?」
「何て書いてあったんですか?」
看護師長は少し考えてから答えた。
「ええ。確か……『かおん』って書いてあったわよ」
「かおん?」
その答えに、看護師たちは首を傾げた。
何となく話がかみ合わない。
すると、中堅の看護師が腕を組みながら言った。
「変ですね。
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引用元:https://www.youtube.com/shorts/RLfJUBgZ-LU,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]