夜中の壁越しに、また甲高い奇声が響いた。
アパートの隣に住む大学生たちの騒ぎは、もう長いこと続いていた。
月に1、2度なら、まだ我慢できたと思う。
でも実際は、週の半分は騒いでいた。
大家にも管理会社にも、そのたびに苦情を入れた。
「注意します」という返事は来る。
けれど1週間も経たないうちに、また同じ状況に戻る。
その繰り返しだった。
その夜も、また大声と物音が響いてきた。
我慢の限界だった俺は、直接部屋を訪ねることにした。
ドアを開けたのは、いかにも遊び慣れた雰囲気の学生だった。
部屋の中には、仲間らしき数人がたむろしていた。
酒の匂いがした。
「騒いだ記憶はないっすよ」
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