私は松原萌。
二歳年上の夫と、小学生の娘・まい、そして愛犬のももと暮らしながら、小さなカフェを経営している。
普段は人付き合いも大切にしているし、多少のことなら目をつぶるタイプだと思う。
しかし世の中には、自分が得をするためなら周囲の迷惑など一切考えない人もいる。
そして、そんな人ほど「何も言わない優しい人」を見つけると、どこまでも甘えてくるものだ。
今回の話は、そんなママ友・りかさんとの出来事である。
ある日のこと、りかさんから連絡が来た。
「萌さん、こんにちは。来週のディズニーランドの件なんですけど、朝9時集合で大丈夫ですか?」
娘たちが仲良くしていることもあり、私は一緒に行くことを了承した。
「現地集合ですよね? 大丈夫です」
そう返事をすると、りかさんは少し気になることを言った。
「実は私は吉田さんの車に乗せてもらって行くんです。でも人数的に萌さんまで乗れるか分からなくて……萌さんはどうやって来ます?」
私は少し考えた。
娘のまいは帰り道に疲れて寝てしまうことも多い。できれば車で行きたいが、休日のテーマパーク周辺は大渋滞する。
「電車の方が楽かもしれないけど、帰りを考えると車も捨てがたいわね」
そう話すと、りかさんは笑った。
「ですよね。でも今回は吉田さん親子も一緒なんて珍しいですよね」
どうやら、りかさんの娘・さなちゃんと、吉田さんの子供は普段からよく遊んでいるらしい。
「まさか萌さん親子も一緒になるとは思わなかったです。でも楽しみですね」
その言葉だけを聞けば、普通の楽しいママ友付き合いに思えた。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=7825qiisDNI&t=4s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]