私の名前は松原萌。二歳年上の夫と小学生の娘、そして愛犬と暮らしながら、小さなカフェを経営している。
仕事と家庭の両立は決して楽ではないけれど、毎日忙しくも充実した日々を送っていた。
そんな私には、できるだけ関わりたくないと思っているママ友がいる。
その人の名前は千春さん。
最初は明るくて話しやすい人だと思っていた。しかし、付き合いが深くなるにつれて、少しずつ違和感を覚えるようになった。
彼女は、とにかく何事にもルーズだった。
約束の時間には必ずと言っていいほど遅れる。人のお金を立て替えてもらっても、自分から返そうとはしない。そして、周囲が困っていることにも気付かない。
ある日のことだった。
「萌さん、ちょっといい?」
突然、千春さんが私のカフェにやって来た。
「どうしたの?」
「明日、吉田さんとランチに行くんでしょう?私も行くね!」
私は思わずため息をついた。
「ごめんなさい。今回は遠慮してもらえるかしら」
「え?なんで?」
千春さんは本気で理由が分からないという顔をした。
「先週、山田さんとランチに行った時も、あなた自分の分のお会計を払わずに帰ったでしょう?それに吉田さんにも何度も立て替えてもらったままよね」
「ああ、そのこと?忘れてただけだよ」
彼女は悪びれる様子もなかった。
「忘れていたで済む問題じゃないでしょう。金額が千円程度でも、借りたものは自分から返すのが普通よ」
「でも毎回じゃないじゃん」
「十回以上あったことを“たまに”と言うのは違うと思うわ」
そう伝えると、千春さんは少し不機嫌になった。
「分かったよ。これからはちゃんと払うから」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=e6-CULgGgvM&t=9s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]