私の名前は松原萌。
夫と小学生の娘、そして愛犬と暮らしながら、小さなカフェを経営している。
仕事柄、人と接する機会は多い。お客様、近所の人、子どもの学校関係者……いろいろな人と関わる中で、私はあることを強く感じていた。
それは、「距離を置きたい相手ほど、なぜかこちらに近づいてくる」ということ。
自慢話ばかりする人。
約束の時間を守らない人。
人に迷惑をかけても気にしない人。
そして、何かと周囲に甘える人。
残念ながら、世の中にはそんな人も存在する。
そして私の周囲にも、一人だけどうしても苦手なママ友がいた。
名前は千春さん。
最初の頃は、明るくて話しやすい人だと思っていた。
しかし、付き合いが長くなるにつれて、彼女の本性が少しずつ見えてきた。
特に問題だったのは、お金と時間に対するルーズさだった。
ランチに行けば、自分の分のお会計を忘れる。
誰かが立て替えても、こちらから言わなければ返さない。
待ち合わせをすれば、必ずと言っていいほど遅刻する。
本人は悪気がないと言う。
でも、悪気がないから許されるわけではない。
そんなある日のことだった。
「萌さん、ちょっといい?」
カフェの片付けをしていた私に、千春さんが声をかけてきた。
「明日、吉田さんとランチ行くんでしょう? 私も行くね」
……また始まった。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=e6-CULgGgvM&t=4s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]