「家の前に黒い車が無断駐車されるようになった。最初は気にしていなかったけど、時間が経つにつれて、どんどん腹立たしくなった。何度警察に通報しても、『私有地だから』とまさかの返答。『警察は何もできません』って、こんなことで解決できないなんて、どうしたらいいの?」
最初に気づいたのは、ある日帰宅したとき。家の前の駐車スペースに、見慣れない黒い車が停まっていた。
もちろん、私はその駐車スペースが私の土地だから、無断で停めるなんてありえないと思った。すぐに警察に連絡して、状況を説明。警察官が来てくれると思っていたのに、到着した警察官の一言に愕然とした。「私有地だから、民事の問題です。警察は介入できません。」 それで、問題は解決しないと…。
え?じゃあどうすればいいの?と困り果てていると、突然、車の持ち主が現れた。30代くらいの、柄の悪い男性が、どこからともなく現れ、無言で車を降りてきた。警察官がその男性に注意をしたところ、「すいません」と一言だけ言って、すぐに去っていった。ああ、これで解決したかと思ったけれど、翌日また同じ車が無断駐車されていた。
その時、私は驚くべき行動に出る決心をした。警察に相談しても、やることがなく、ただ『柵を立てた方がいい』と言われるだけ…。なぜ私がそんなことをしないといけないのか、と納得できないまま。そこで、何もできずにいた私は孫に相談することにした。
大学生の孫が遊びに来てくれた。普段から仲が良くて、よく世話をしていたので、孫は私が一人暮らしをしているのを心配してくれている。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください