午後5時、私はいつもの薬局で日用品を買った。
会計前にポイントカードを店員へ渡し、1,926円をクレジットカードで支払った。買い物ポイントは52ポイント。カードを財布へ戻し、そのまま帰宅した。
ところが1時間後、洗剤を買い忘れたことに気づいた。
再び同じ薬局へ行き、先ほど返してもらったポイントカードを提出。今度は1,779円を支払い、48ポイントとキャンペーン分の100ポイントが付いた。
自宅へ戻り、何気なく2枚のレシートを並べたときだった。
最初の累計は7,618ポイント。
2回目の累計は8,123ポイント。
わずか1時間しかたっていないのに、私の買い物分を超える増え方をしている。
「おかしい……」
私は会員番号を確認した。
2枚のレシートには、どちらも下4桁が「4306」と印字されていた。しかし私の会員番号は「8621」だ。
慌てて財布のカードを見ると、デザインは同じなのに、裏面の番号が自分のものではなかった。
誰かが私のポイントを勝手に使ったのか。
私のカードはどこへ行ったのか。
個人情報まで他人に見られていないだろうか。
不安になった私は、すぐに薬局へ電話した。
店員は最初、「カードを取り違えて持ってきた可能性はありませんか」と尋ねてきた。
しかし、私はその日まで会員カードを財布から出していない。しかも1回目のレシートの時点で、すでに別人の番号が登録されている。
私は感情的にならず、2枚のレシートに記載された会計時刻、レジ番号、会員番号、支払金額を伝えた。
「防犯カメラとレジの履歴を確認してください」
電話口の声が少し緊張したものに変わった。
約1時間後、店長から連絡が来た。
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