「月1万円のNISAなんて、意味あるの?」
家計簿を見ていた夫が、私の積立額を指さした。
私は毎月、生活費から無理のない1万円を回している。
額が小さいと言われれば、その通りだ。
でも、急に金額を増やして続けられなくなるより、今の家計に合う形を選びたかった。
「すぐに大きく増えるとは思ってないよ」
そう答えると、夫は「だったら、何のためにやってるの?」と首をかしげた。
私自身、うまく説明できるほど詳しいわけではなかった。
数日後、郵便受けに配当の通知が届いた。
毎月の積立とは別に保有している、株の中間配当に関するものだった。
「100株……1株136円……配当金額13,600円」
同じ行を2度読んだ。
100株しか持っていないつもりだったので、13,600円という金額は予想より大きく感じた。
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