高市政権をめぐる空気が、明らかに変わり始めている。
表向きの支持率だけを見れば、まだ政権は安定しているように映るかもしれない。だが、菅野完氏が指摘するのは、その数字の裏側にある“奇妙な空白”である。つまり、高市政権が強いのではなく、政権を本気で倒しに来るはずの勢力が、勝手に土俵から降りているのではないか、という見方だ。
象徴的なのは、メディアの扱いだ。菅野氏は、新聞やテレビの現場にいる大人たちが「高市早苗を追いかけても仕方がない」と判断し始めているように見える、と語る。まだ政権発足から数か月しか経っていないにもかかわらず、政権中枢そのものよりも、官房長官や麻生太郎氏の動きに注目が移っている。これは、長期政権の末期に見られる空気とよく似ているというのだ。
産経新聞が木原長官の手腕を大きく取り上げる。保守系メディアが官房長官を持ち上げ始める。菅野氏はそこに、政権の主役がすでに首相本人ではなくなりつつある兆候を読み取る。
高市氏本人が何を決め、何を動かしているのかが見えにくく、代わりに「麻生氏はどう言ったのか」「周辺はどう動くのか」という話ばかりが前に出てくる。
さらに追い打ちをかけるのが、ナフサや原油をめぐる問題だ。政府側が「自分の責任ではない」と言えば言うほど、逆に「それなら株価上昇も首相の手柄ではない」という理屈が返ってくる。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=VKaNDRyaOKU,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]