母の誕生日に、久しぶりの家族旅行を計画しました。
私・光は31歳。
遠方に暮らす父と母、そして夫・敦司の4人で、少し奮発して温泉旅館に泊まる予定でした。
両親とゆっくり会える機会は多くありません。
だから私は何度も夫に、
「今回は私の両親のための旅行だからね」
と念を押していました。
ところが当日。
旅館へ着くと、そこには義父と義母がいたのです。
「なんでお父さんとお母さんがいるの?」
夫は平然と言いました。
「俺の両親が優先だろ」
「お前の親は帰ればいい」
さらに義母まで、
「私たちの方がこの旅館を楽しむ権利がある」
と言い始めました。
実はこれまでも、義両親への誕生日や父の日、母の日の贈り物は、ほとんど私が選んで購入していました。
ところが夫はそれを両親に伝えず、
「全部俺がやった」
と言っていたのです。
義両親は私を、
「何もしていない嫁」
「息子に寄生している女」
と思い込んでいました。
そしてその日も、
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