私の父の葬儀には、夫の一族は誰一人として参列しなかった。
その事実を、私は今でも忘れられない。
三年前、実父が亡くなった。突然のことだった。喪主を務める母は憔悴しきっており、私は慌ただしく葬儀の準備に追われた。そんな中、夫も義兄も、当然のように姿を見せなかった。
「血がつながってないし」
夫が平然と言い放った言葉は、耳の奥に今も残っている。
確かに、法律上は義理の関係だ。だが、父は夫に対して何もしていなかったわけではない。年末年始には挨拶に来ていたし、何度か一緒に旅行もした。結婚式の援助までしてもらっている。少なくとも、夫にとって“まったくの他人”ではなかったはずだ。
それでも夫は、葬式に出る義理はないと言った。
義兄も同じだった。
だが、そのとき私の隣に立ってくれていたのが、義兄の妻だった。
彼女は誰よりも早く駆けつけ、受付や弔問客への対応、母の世話まで手伝ってくれた。
私と母を支え、葬儀を無事に終えられるように尽力してくれたのだ。彼女がいなければ、あの葬式はきっともっと酷いものになっていた。
二年後、今度は義兄の妻の母親が亡くなった。
その葬儀の日、私だけが参列した。もともとその日は家族旅行の予定が入っていたのだが、夫たちはそれを理由にするどころか、何と旅行先の観光をそのまま続けたのである。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=reluXVJ921s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]