もし、あなたが明日、命を懸けた大手術を受けるとしたら。
不安と恐怖に押し潰されそうになり、誰かにそばにいてほしいと願うのは当然でしょう。
そして、真っ先に思い浮かべるのは、自分が命を削って育て上げた我が子ではありませんか。
けれど、もしその子にこう言われたとしたらどうでしょう。
「母さんの病気なんて大げさだよ。それより義母が微熱で心配なんだ」
七十四歳の私は、その言葉を聞いた瞬間、人生の意味が音を立てて崩れるのを感じました。
癌の手術を控えた実の母より、義母の三十七度台の微熱を選ぶ息子。
それは冷淡という言葉では足りない、紛れもない裏切りでした。
私の名前は川島路智子。
夫を早くに亡くし、女手一つで息子・明を育ててきました。
深夜の工場で汗まみれになり、昼はスーパー、夜は清掃の仕事。
眠る時間を削り、体を酷使して稼いだお金は、すべて息子の学費と生活費に消えました。
大学進学の際には八百万円もの学費を工面し、結婚の時には三百万円を手渡しました。
「母さんありがとう。必ず幸せになるから」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=1C8zX2m_K_Y,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]