二〇二六年六月に届く年金通知書を、いつもの案内だと思ってそのまま片づけてしまうと、思わぬ損につながる可能性があります。今年は年金額が増えるという明るい話題だけでなく、働きながら年金を受け取る人の支給停止ルール、所得税の基準、扶養親族等申告書の扱い、さらに年金生活者支援給付金まで、手取りに関わる大切な変更が重なっているからです。
二〇二六年度の老齢基礎年金は、満額で月額七万六百八円。前年度より千三百円ほど増える形になります。厚生年金も前年より二%程度増えるため、通知書の「年金額」だけを見ると、少し安心してしまうかもしれません。しかし、本当に確認すべきなのは額面ではありません。介護保険料、医療保険料、所得税、住民税などが差し引かれた後、実際に口座へ振り込まれる金額がどう変わったのか。ここを見ない限り、生活に使えるお金が増えたのか減ったのかは分からないのです。
六月に届く通知書は、多くの場合「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」が一体になっています。
上の部分では今年度の年金額、下の部分では実際の振込額を確認できます。つまり、この一枚には「本来の年金額」「差し引かれる金額」「最終的な手取り」がすべて載っています。去年の通知書が残っている方は、必ず並べて見比べてください。増えたはずの年金が、保険料の上昇でほとんど増えていないということも十分あり得ます。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=5XrpPATgZSA,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]