「5は何個ある?」
そんな言葉が書かれた画像を見たとき、私は正直、何が難しいのか分からなかった。
白い背景に、大きな紫色の数字の5。
その上に、小さな黒い5がいくつも並んでいる。
ただ数えればいいだけの問題に見えた。
「これ、何かのひっかけ問題なの?」
私が聞くと、知人は笑いながら答えた。
「そうらしいよ。意外と答えが分かれるんだって」
「いやいや、数字を数えるだけでしょ?」
私はスマホを机に置き、上から数え始めた。
最初の横一列には3個。
その下の左側に1個。
真ん中あたりに3個。
右側を下へ進むと2個。
そして下の曲線に沿って3個。
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