「お母さん、僕の答え、間違ってるのかな」
夕方、学校から帰ってきた小学2年生の息子が、算数のテストを持ってきた。
いつもならランドセルを置くとすぐにおやつを食べるのに、その日は何だか元気がなかった。
「どうしたの?」
私が尋ねると、息子はしわのついた答案を広げた。
「この問題、バツだった」
私は息子が指さした部分を読んだ。
「太郎くんは、午後11時に寝て、目覚ましを午前7時にセットしました。何時間眠れますか?」
その下には、息子の字で大きく「8時間」と書かれていた。
さらに、答えの欄にも丁寧に「8時間です」と書いてある。
ところが、その横には大きな赤いバツ。
そして、先生からのコメントがあった。
「よく問題を読もう!」
私は首をかしげた。
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