安達祐貴容疑者が殺害を認めたことで、事件は明らかに新たな段階へ入った。だが、この供述をそのまま「自白」と受け取るのは危うい。むしろ今、見えてきたのは、法廷を意識した計算の跡である。供述では、三月二十三日の朝、山の近くの廃墟のような場所で口論となり、衝動的に由紀ちゃんの首を絞めたとされている。だが、その説明には、見逃せない三つの新事実が含まれていた。
第一は、犯行現場が学校でも自宅でもなく、山中の廃墟だったという点だ。登校時間帯に、学校とは逆方向の人目につかない場所へ向かっていたという事実は、偶発的な口論の末の犯行というより、最初から人目を避ける意図があったことをうかがわせる。復元されたドライブレコーダー映像が、車が学校ではなく山間部へ向かっていたことを示している以上、この移動自体が大きな意味を持つ。
第二は、GPS解析によって、容疑者が三週間の間に少なくとも四回、現場周辺へ戻っていたとされることだ。犯行当日だけでなく、ランドセルが見つかった前後、靴が置かれたとみられる時期、さらに遺体発見直前にも訪れていたという。この動きが事実なら、衝動的犯行の後に現場を避ける一般的な心理とは一致しない。
むしろ、遺留品の配置や発見状況を管理し、遭難を装う筋書きを整えていた可能性が強く浮かび上がる。
第三は、動機に関する新証言である。由紀ちゃんに向けられる母親の愛情に対し、容疑者が嫉妬を抱いていたという見方だ。もしそこに、犯行翌日に予定されていた台湾旅行の予約が重なるなら、「連れ子を排除し、妻と二人の新生活に入る」という身勝手な構図が、あまりにも不気味なほどつながってしまう。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=pSOQ1ASyFGw,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]