郵便受けに入っていた封書を開けると、大きく「支払督促状」と書かれていた。
請求額は41万9240円。
「セミナー受講契約を締結し、再三支払いを催促したにもかかわらず、代金が未払いになっている」と記載されている。
しかも、到着から1週間以内に振り込まなければ、強制執行などの法的措置を取るという。
けれど、私にはそのセミナーを申し込んだ覚えがない。
会社名にも弁護士の名前にも心当たりはなかった。
最初は、実在しない名前を使った架空請求だと思った。
ところが検索すると、株式会社OnLineは実在し、オンライン研修を提供している会社だった。
弁護士法人ニューステージも実在する。
さらに会社の公式ページには、同事務所が顧問として掲載されていた。
ここまで一致すると、「忘れているだけなのか」「家族が申し込んだのか」と不安になる。
だが、会社と事務所が実在することは、私が契約した証明にはならない。
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