【実際の映像】『タクヤーっ!!』原監督が叫んだ木村拓也の急逝――14年後も巨人に残る“緊急事態に強かった男”の教え
「何年経っても悲しみは消えません。でも、主人が残してくれた三人の子供という宝物を大切にしながら、主人がいつも実践してきた“一生懸命”を貫いて生きていこうと思います」
木村拓也さんの妻・由美子さんが語ったこの言葉には、突然最愛の人を失った家族の深い悲しみと、それでも前を向こうとする強さがにじんでいた。
2010年4月7日。広島、巨人で活躍した木村拓也さんは、37歳という若さでこの世を去った。あれから14年が経っても、野球ファンの記憶からその名が消えることはない。
木村さんの野球人生は、決して最初から華やかなものではなかった。日本ハムにドラフト外で入団し、捕手としてスタートしたものの、出場機会は限られていた。
そこで外野へ転向し、さらに広島移籍後は二塁、遊撃、外野、そしてスイッチヒッターにも挑戦した。
一つの場所にこだわるのではなく、求められる場所で全力を尽くす。それが木村拓也という選手の生き方だった。
広島ではスーパーサブとして存在感を高め、2000年には一番打者として規定打席に到達。
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