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制限速度80キロの道路を109キロで走り、違反点数3点・反則金18,000円。青い告知書を確認した私「職業欄がおかしくないですか?」警察官の回答に思わず絶句した
2026/09/01

「速度、29キロオーバーです」

警察官にそう告げられた瞬間、背中から汗が噴き出した。

走っていたのは、普段から何度も通っている自動車専用道路。流れに乗っているつもりだったが、制限速度80キロの区間を109キロで走行していたという。

路肩に誘導され、免許証を渡すと、警察官は淡々と書類を書き始めた。

結果は違反点数3点、反則金18,000円。

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「今日から交通ルールも変わりますから、いつも以上に気をつけてください」

そう注意され、青い交通反則告知書を受け取った。

正直、18,000円は痛い。

フリーランスなので、会社が負担してくれるわけでもない。自分の不注意で、半日分以上の収入が消えたと思うと笑えなかった。

ところが、告知書を確認していると、別の意味で目を疑った。

職業欄に書かれていたのは「スポーツ選手」。

「すみません。僕、フリーランスって伝えましたよね?」

そう尋ねると、警察官は少し困った顔をした。

「格闘技をやっているとおっしゃったので……」

確かに雑談の中で、仕事の傍ら格闘技を続けているとは話した。

しかし試合に出ることはあっても、格闘技だけで生活しているわけではない。

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「それなら、私も休日に釣りをするので漁師になりますか?」

思わず聞くと、隣にいた警察官が吹き出しそうになり、慌てて下を向いた。

張り詰めていた空気が、少しだけ和らいだ。

もちろん、職業欄がどう書かれていようと、速度違反をした事実は変わらない。私は内容を確認し、指示された場所に署名した。

帰り道は、先ほどまでとは別人のように速度計を見ながら走った。

後ろから距離を詰めてくる車もいたが、焦って速度を上げることはしなかった。ただし、必要以上に遅く走って流れを妨げないよう、制限速度と周囲の状況を意識した。

すると数キロ先で、追い越していった車が再び警察に止められているのが見えた。

運転席の男性は窓を開け、必死に何かを説明していた。

少し前の自分を見ているようで、胸が痛んだ。

その日の夜、私はすぐに反則金18,000円を用意し、告知書を机の見える場所に置いた。

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悔しいが、事故を起こして誰かを傷つける前に止めてもらったと思えば、安い授業料なのかもしれない。

翌日から、出発時刻を10分早めた。

急ぐ理由を減らせば、アクセルを踏み込む必要もなくなる。運転中に心の余裕が生まれ、以前より疲れなくなった。

違反点数3点と反則金18,000円。

そしてなぜか「スポーツ選手」になった職業欄。

痛くて少し笑える1枚の告知書は、今も私の戒めとして残してある。

もう二度と、速度計より先に気持ちを走らせないために。

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