「暫定税率が廃止されたら助かるのに」
最近よく聞く声です。
でも、少し冷静に数字を見てみると、
“廃止を待つより、今すぐ減らせるお金”の方が現実的だと分かります。
ガソリンの暫定税率は 1リットルあたり25.1円。
これはガソリン税に上乗せされ、さらに消費税までかかる二重構造です。
年間走行距離:10,000〜12,000km
燃費:15km/L
年間給油量:約700〜800L
👉 暫定税率分だけで:年間 約18,000〜20,000円
👉 消費税分も含めると、実質2万〜2.3万円
走行距離が多い人、軽油・ガソリン両方使う家庭では
年間3万円近くになるケースも珍しくありません。
正直に言うと、短期的には期待しすぎない方がいいです。
法案成立まで時間がかかる
仮に廃止されても、代替財源(走行距離税・別名目課税)の議論が進行中
すぐに価格にフル反映される保証はない
つまり、
「いつか下がるかもしれない」より、「今すぐ減らせる部分」を押さえた方が確実
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